子どもに「キャッシュレス決済」を使わせる時の注意点

高校生にキャッシュレス決済を使わせる場合、筆者は以下の点に気をつけています。

チャージは現金にする

残高が減ると銀行口座などから自動的にチャージをする仕組みもありますが、筆者の場合には「現金チャージ」にしています。銀行口座も登録していません。子どもを信用していないわけではないのですが、やはり「いつでもチャージできる」と思われてしまうと油断を生むと考えています。

定期的に残高を確認しておく

定期的に残高を確認するようにしていますが、かといってあまり細かいことは聞きません。先ほども書いたように、子どもにもプライバシーがあるので、聞かれると嫌なこともあると思うからです。

どこまで聞くのかは親子の関係性や子どもの性格によっても違ってくるでしょうから、キャッシュレス決済を利用する前に取り決めをしておいてもいいかもしれませんね。ちなみに筆者の娘の場合には、「今日、580円使ったよ」など自分から言うこともあります。

どこがお得なのか情報を共有する

キャッスレス決済では、ポイント還元やクーポンなどお得な情報もたくさん出てきますから、それを共有するようにしています。一方で子どもがお得だと思っていても、実はそうではないこともあります。

例えば特に欲しいとは思わないけれど、クーポンが出ているから買ってしまうのは、結果的にお得にはなりません。そういう場合にはお得情報を教えなかったり、もし子どもが先に情報を得ていたとしても「そもそも欲しいの?」と考えさせることもあります。

まとめ

キャッスレス決済が普及してきて、高校生でも抵抗なく使っています。マイナポイントもありますから、この先もこの流れは続くでしょう。親としてはメリット・デメリットの両方を考えつつ、そして子どもとの取り決めをしながら使わせていこうと考えています。

参考

「令和の中高生のキャッシュレス事情についてのアンケート」三井住友カード株式会社
「.st(ドットエスティ)キャンペーンの概要」メルカリ

川崎 さちえ