底堅さを見せる日本株。”菅政権”誕生で安心感からの買いも?

【日経平均株価】テクニカル分析 2020年9月13日

米ハイテク株が急落するが、日本株は手堅い動き

2020年9月11日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は前日より171円02銭高の23,406円49銭となりました。

東京都が10日、新型コロナウイルス感染状況への警戒レベルを最上位から1段階引き下げたことなどから、投資家の間に景気回復への期待感が広がり、買いにつながりました。日経平均先物9月物の特別清算指数(SQ)算出がらみの買いも入りました。

日経平均は週初7日、前週の米株式市場でハイテク株が調整した流れを受けて続落。しかし、その後はじりじりと値を戻しました。結局週末には前週末比で201円あまりの上昇で終わるなど、底堅さを感じさせます。

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今週の動きはどうなるでしょうか。米株の動向は気になるところです。足元のハイテク株安を見てITバブルの崩壊を思い出す人もいるでしょう。ただ、直近の動きを見ると、全面安に転じるというよりは、8月に急上昇したための反動で、利益確定などの動きが出ている上昇一服と見ていいと思います。

11日には、ナスダック総合株価指数は続落したものの、ダウ工業株30種平均は反発しました。また、日本株の動きを見ると、米株の下落にもかかわらず底堅さを感じさせました。今週も週初から堅調な値動きになることが期待されます。

今週は14日に自民党総裁選の投開票が行われ、16日召集の臨時国会で新首相が選ばれます。総裁選では菅義偉官房長官の優勢が伝わっています。市場では織り込み済みながら、「アベノミクス」の継承を訴える菅政権の誕生によって、安心感から買いが入ることも考えられます。

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下原 一晃

マーケティング会社、リクルートなどを経て、PRプランナー・ライターとして独立。
株式投資、投資信託をはじめとする資産形成や、年金、相続などに関する情報提供を行っている。あわせて、個人投資家がテクニカル理論を身に付けるためのヒントや知識の紹介にも取り組んでいる。
日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト(CMTA)。