そのオンライン授業の方法には、オンデマンド型とリアルタイム型の2種類があります。

1. オンデマンド型のオンライン授業

先生がインターネット上で授業を行ったものを、生徒は好きな時間に好きな場所で受講するこができます(例:YouTubeの動画や塾のサイトでの視聴など)。

◆オンデマンド型のメリット

オンライン型では決まった時間に受講するわけではないので、自分の都合に合わせて授業を受けられ、授業を何回も受けることができるのが特徴です。

また、オンデマンド型授業の一番のポイントは、倍速で見れるところ。これはリアルタイム型ではできません。

筆者の息子は、オンデマンド型のオンライン授業を受けています。息子は、60分の授業を1.5倍速で見ながら、たまに一時停止をしてノートを取ったり、また聞き逃した部分を何度も聞き直したりして、本人なりに工夫をして授業を受けているようです。

筆者自身も、倍速で授業を見たことがありますが、聞き逃すまいと普通より集中して聞くことができます。ちなみに、1.5倍速だと60分の授業を45分で見られます。

◆オンデマンド型のデメリット

一方、オンライン型のデメリットは、きちんと授業を受けているかを把握しづらいことです。息子が受講しているオンライン授業は父兄用のサイトで受講状況を確認することができるので、時々確認するようにしています。

ただ、授業をきちんと受けていたとしても、内容を理解できているかどうかは、定期的にテストを受けるなどで確認することが大切だと思われます。