元銀行員が教える、定年後に失敗しない退職金の活用法

近年は退職金制度がない会社も多く、一括受け取りも可能な「確定拠出年金」などを活用して、運用しながら老後の資金を蓄える方もいます。

退職金は大切な老後の生活資金です。自分がいつまで生きるか計算できないからこそ、少しでも増やしていく努力が必要なのかもしれません。

生活費は運用しながら増やす

銀行員時代は、投資信託をリタイア世代の方に販売する機会が多くありました。リタイア世代の方は、資産を減らすことはできません。なるべくリスクが少なく、長期で安定して運用できる投資信託、あるいは単位型の投資信託などを、多く販売しました。

投資信託のメリットは運用しながら、分配金で毎月運用成果を引き出すことができる点です。

実際のところ、毎月分配型は、あまりお勧めしたくない商品です。しかし、リタイア世代の方に限っては、否定するつもりはありません。

むしろ、生活資金と割り切った資金であれば、運用しながら一部を取り崩していく受け取り方は、問題ないからです。

分配金で受け取った分を普通預金から毎月引き出すといずれ資産は枯渇します。しかし投資信託で運用した場合、運用しながら取り崩していっているので、資産が減るスピードは理屈では遅くなります。

注意したいのは、投資信託選びです。ここで長期運用に不適切なファンドを選んでしまうと増やすどころか減らすスピードを早めてしまう可能性があります。

例えば、リスクが大きかったり、流行り廃りのあるテーマ別の投資信託などは避けた方が無難でしょう。

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土屋 史恵

ファイナンシャルアドバイザー/金融プロフェッショナル採用
神戸市外国語大学卒業後、ジブラルタ生命保険、りそな銀行、東京スター銀行等で個人顧客の資産運用に関連する業務に携わる。現在は、これまでの金融機関勤務経験を活かし金融サービスを提供する企業の金融プロフェッショナル採用業務などを担当。AFP(AFFILIATED FINANCIAL PLANNER)、一種外務員(証券外務員一種)等の資格を保有。