消費増税をきっかけに始まった「キャッシュレス・ポイント還元事業」(以下、還元事業)が6月末で終了しました。この期間にキャッシュレス決済を利用した人も多いでしょうけれど、この還元事業が終わった今、どの程度の満足感があったのでしょう。
キャッシュレス決済の今後の利用も含め㈱ジェーシービー(JCB)が調べた「キャッシュレス決済に関する調査」をもとに見ていきましょう。
還元事業対象店を利用した人の約8割が「満足」と回答
JCB調べの「キャッシュレス決済に関する調査」によると、還元事業の対象店舗を利用した人(837名)に、還元事業にどの程度満足しているか?と質問したところ、「非常に満足している」が25.0%、「やや満足している」が55.9%で、「満足している(計)」の合計は80.9%となりました。
これを年代別で見ると、20代が88.6%、30代が83.9%となり、若い世代での満足度が高かったことがわかります。キャッシュレス決済にあまり抵抗がなく、操作をスムーズに行えたことも関係しているのかもしれません。