ところが、「“子供のために”というのは納得だけど、お金が払えなかったら生活が立ち行かなくなる。まだ貯蓄額が少ないのに、家を買うのはリスクが大きすぎる! それに長期のローンを組むと、大きな利息を払わなければいけない。損でしょ?」というのが夫の考え。
我が家が住宅購入のために用意できる頭金の額は800万円。確かに少ないですが、無理な数字でしょうか? また身近な親戚や友人、仕事仲間から話を聞くと、1番上の子供が小学校に上がる前に新居を購入したという意見が圧倒的に多いのも事実。中には妻の妊娠中や子供が乳幼児のうちに、マイホームを購入したという声もありました。
2つのトピック「フラット35」「特別定額給付金」で説得
膠着状態に陥っていたマイホーム購入についての話し合いですが、最近動きがありました。そのきっかけとなったのは、「フラット35」「特別定額給付金」の2つ。
「フラット35」に関する勘違いを正す
以前からよく夫に言われていたことの一つに、「契約できる年齢をとっくに過ぎているから、フラット35でローンを組めない」というのがあります。「フラット35」とは、民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供している最長35年の全期間固定金利の住宅ローンです。