さらに、小売り株ではコンビニ株が売られ、セブン&アイ・ホールディングス(3382)が▲5%安に迫る急落となり、ミニストップ(9946)とローソン(2651)も大幅安となりました。
その他では、機械株も売りに押され、前日にQ1決算を発表した日立建機(6305)が一時▲8%超安へ急落し、ファナック(6954)も冴えない値動きとなったことが目を引きました。
一方、医薬品株では海外企業と抗がん剤の開発提携を発表した第一三共(4568)が+10%超高の爆騰となりました。
また、米国政府が富士フイルムホールディングス(4901)の子会社へ新型コロナウイルスのワクチン開発生産を支援するために約280億円を供出すると発表したことを受け、富士フイルムHDが大幅上昇となっています。
その他では、ソフトバンクグループ(9984)が大幅高で連日の年初来高値更新となり、日本電産(6594)も同様に高値更新となりましたが、日本電産の終値は下落しました。
なお、小売り株ではニトリホールディングス(9843)とウエルシアホールディングス(3141)が上場来高値を更新して引けています。
葛西 裕一