そのような中、日経平均株価は方向感に乏しい展開となり、後場に値を下げて3日続落となりました。取引時間中の高値は22,842円(+127円)、安値は22,646円(▲69円)となり、値幅(高値と安値の差)は約196円となっています。
なお、TOPIXも同じような値動きとなり、反落で引けています。
東証マザーズ株価指数は3日続落、売買代金は70日連続で1,000億円超え
東証マザーズの出来高は9,937万株、売買代金は1,500億円となり、いずれも前日より減少しました。個人投資家にも様子見スタンスが強まった結果、出来高は4月23日以来となる約3カ月ぶりの1億円株割れとなりました。
売買代金は70日連続で1,000億円を上回りましたが、盛り上がりに欠ける商いだったようです。
また、一部主力銘柄に利益確定売りが集まった結果、株価指数は3日続落で引けました。終値も1,000ポイント割れが続いています。
巨額赤字と無配転落の三菱自動車が暴落、医薬品株では第一三共が+10%超高の爆騰
個別銘柄では、前日のQ1決算発表で今期(2021年3月期)業績見通しが▲3,600億円の最終赤字、及び、無配転落を公表した三菱自動車(7211)が一時▲12%超安の暴落となり、上場来安値を更新しました。
また、実質的な支配会社である日産自動車(7201)も一時▲5%安に迫る急落となっています。