環境面への気配りも
まだWeb会議に慣れていない場合、周囲の環境によっては相手に思わぬ迷惑をかけてしまう可能性があります。参加する前に以下の点をチェックし、環境を整えておきましょう。
通信トラブルはないか
自宅で仕事をすることを前提にしてプロバイダやWifiルーターなどの通信機器を選んでいたという人は少ないのではないでしょうか。一人暮らしならともかく、今後は家族数名が同時にネット接続するといった事態が増えることが想定されます。Wifiルーターの性能によっては、遅延が発生する場合もありますので、大容量の通信に耐え得るスペックかどうか、事前に確認しておいた方がよいでしょう。
まれにプロバイダ側やWeb会議用のアプリケーションで障害が発生することもあります。各社ホームページやSNSが情報源となることが多いので、日頃から「こんなトラブル時にはココを見る!」など、解決方法を知っておくと、より安心かもしれませんね。
生活音や邪魔が入らないか?
自宅からWeb会議に参加していると、家族の話し声やテレビの音などが入ってしまう場合があります。同居人がいる場合は、事前に配慮してほしいタイミングを伝えておきましょう。配達を利用している方は、配達前の通知サービスや時間指定サービスを活用するなど、会議中にインターホンの音が入ったり、荷物を受け取るために離席したり、ということを避ける努力も必要です。
相手からはどう見える?
散らかった部屋が画面越しに丸見えだった…という状況も避けておきたいところです。また、背中側に窓がくるようにしてしまうと逆光になって、相手に自分が誰だかわからないということになってしまう可能性も。壁を背中にしたうえで、余計なものが映らないように、あらかじめパソコンやカメラの位置を調整しておきましょう。