電車はさまざまな人が同時に利用するものですが、ほかの乗客の振る舞いに「それはちょっと……」と感じたことはありませんか?

たとえば、電車内での「イヤホン・ヘッドホンの音漏れ」が気になるという人も多いのではないでしょうか。いろいろな音が聞こえる電車内ですが、耳元でシャカシャカズンズンと音漏れが聞こえてくると、そればかりに気を取られてしまいます。SNS等を見てみると、電車内での音漏れを迷惑だと感じている人は数多くいるようです。

「電車に史上最強の音漏れマンいて、電車がライブハウスになった」
「朝の電車でおじさんが音漏れしてる…コブクロとケツメイシ…両方桜の歌…おじさんなぜか泣きそうになってる」
「隣の人音漏れしてるんだけど、阿波踊りのお囃子エンドレスで聞いてる」

このように、音漏れが気になってしまう人はたくさんおられます。……が、なかなか音漏れしていることを注意できませんよね。

この記事では、電車内での音漏れとその対処法についての話題を紹介します。

音漏れへの対処策

SNSやインターネット上の声を見てみると、音漏れの対処策はだいたい次の5つに分けられることがわかりました。

1.口頭で注意する
これは一番オーソドックスで明瞭な対処策ですよね。これをすれば大体の人は音量を下げたりしてくれるでしょう。一方で、注意をしたことで口論になるなどの危険性もあることから、言い方には注意が必要です。

2.我慢して耳栓やイヤホンをする
対処策として、これを選ぶ人が一番多いように思われます。自分もイヤホンをして音楽を聞いてしまえば、まあ音漏れは聞こえないですよね。ある意味で類似の対処策として、別の車両に移る人もいるみたいです。こちらは、他人とのトラブル回避という点でも良い方法でしょう。

3.睨みつける、舌打ちをする
穏やかではないですし、相手の音漏れが解決する可能性は低いですが、このような方法をとって音漏れに対抗する人は意外と多いようです。一方で、こちらは睨んでいるつもりでも、相手には単に「自分に注目が集まっている」と肯定的(?)に捉えられることもあるようですので、あまりオススメできないでしょう。

4.ジェスチャーで注意する
これも実際にとる人が多い策だと思われます。具体的には、耳を指差したり肩を叩いたりして音漏れを伝えます。ちゃんと伝わるかどうかが大切ですね。ここから派生して、自分のスマートフォンに音漏れしている旨を書いて、その画面を相手に見せるなど、少し手の込んだ注意の仕方をする人もいるそうです。

5.楽しむ
SNS上で、音漏れの対処策として意外に多くみられたのは、この意見でした。音漏れに眉をひそめるのではなく、もはやそれに乗ってしまおうというものです。確かに「睨みつけて舌打ちする」よりは、精神衛生上も良さそうです。自分が聞いている音楽と同じリズムで踊っている人がいれば、さすがに音漏れにも気がつくでしょう。楽しめて、かつ音漏れも解決できる一挙両得な策とのこと。実際に、踊らないにしても、足でリズムをとったり指をならしたりしてみて、音漏れを伝えたという声もあります。

以上、主な5つの対処方法を挙げてみましたが、参考になりましたか?

大音量で音楽を聴きたい人の意見

それでは、なぜ音漏れが起きてしまうのでしょうか? 原因は主に2つ考えられます。

1つ目は、そのままですが「大音量で音楽を流していること」です。当然ですが、音量は大きくすればするほど音漏れのリスクは上がります。

それにしても、なぜそこまで音量を上げてしまうのか? 大音量で音楽を聴きたい人の意見はつぎのようなものです。

「電車の音で音楽が聴こえない」
「他の乗客の話し声などの雑音が聴きたくなくて音量を上げてしまう」
「音のでかい音楽が好き」

確かに普通のイヤホンでは、音量を上げないと、ガタンゴトンという電車の音で音楽は聴こえないかもしれません。しかし音量を上げすぎると、耳がダメージを受けて、聴力の低下が起きることも考えられます。大音量で音楽を聴きたい人は、周りのことはもちろん、自分の体についても考えてみることも必要かもしれません。

イヤホンに問題がある

2つ目の原因は、イヤホンにあります。イヤホンが耳の形に合っていないと、音が漏れやすくなります。また、カナル型(耳栓のように耳に差し込むタイプ)のイヤホンであれば、密着性が高いことから音漏れはしにくいようです。一方で、iPhoneについてくるイヤホンのようなオープンエア型(耳に載せるような形で装着するタイプ)は、開放的ですが遮音性や音漏れの点で弱いとされています。

音漏れを気にするのであれば、イヤホンはカナル型がオススメですね。

余談ですが、最近では、AirPodsのように端末とイヤホンをBluetoothでつなぐコードレス型のイヤホンもあります。これらのイヤホンの場合、電車内や駅の構内、線路などに落としてしまわないように注意が必要ですが、それだけでなく、音を出す際に「しっかりと接続されているか」も確認しなければなりません。接続されていないまま音楽を流してしまうと、端末から大音響が……という恥ずかしい思いをした方もいるのではないでしょうか。

お互い気遣いながら

電車の中では、イヤホンをつけて音楽を聴いている人も多いと思いますが、音漏れしにくいイヤホンを選び、音量にも気をつけて、音漏れのないように気をつけたいですね。

加えて、電車内での迷惑行為はイヤホンの音漏れだけではありません。音漏れに腹を立てる一方で、自分の振る舞いで何か別の迷惑をかけていることもあるかもしれません。公共の場であることを踏まえて、乗客全員がお互いに気持ちよく電車に乗れるように気をつけたいですね。

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