インバウンド消滅後の大阪。黒門市場には懐かしい光景が広がっていた

生鮮品を中心とした食料品店が軒を連ねる黒門市場。「大阪の台所」と呼ばれ、地元の市場として愛されてきましたが、近年は外国人旅行者が殺到する観光地に様変わりしていました。

しかし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な拡大でインバウンドは壊滅的な状況。外国人旅行者が消えた黒門市場では、観光地化する以前の姿が蘇りつつありました。

インバウンド景気が一気に冷え込んだ大阪

ここ数年の大阪経済を支えていたのはインバウンド消費です。平日でも大混雑の心斎橋筋商店街、昭和の労働者の街が外国人向けホテル街になった西成など、難波を中心に外国人旅行者で賑わっていました。

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しかし、コロナ禍で外国人旅行者は大阪から姿を消し、インバウンド消費は一気にしぼむことに。

南海難波駅直結で外国人旅行者が殺到していた高島屋大阪店の4月売上高は、対前年同月比▲84.8%減。また高島屋全体の4月の免税売上はなんと▲99.1%減(5月は14日までの数字で▲99.9%減)という大打撃です。

そんなインバウンド消費に売上げの多くを頼っていた大阪の中でも、筆者が先行きを注目している場所があります。それが黒門市場です。

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岡山大学法学部卒。大手証券グループ投資会社を経て独立。株式市場や為替市場分析を得意とするが、為替市場の相対的な値動きに魅了され、現在は主にFXトレードを手掛けている。投資会社での勤務時に培った分析力とレポーティング力を活かし、ライター業にも携わり複数媒体にも寄稿中。金融や企業分析を始めビジネス系のライティングを得意とするが、登山や食べ歩きが趣味でグルメ記事等の柔らか系の記事も執筆している。