IT業界を筆頭に、ビジネススタイルのカジュアル化が顕著です。ビジネス用の革靴も一足持っておくに越したことはないですが、普段使いならカジュアルな革靴やキレイめのスニーカーで事足りる場合も。

そんな時代の流れもあってか、最近では革靴とスニーカーを組み合わせたハイブリッドシューズに人気が集まっているようです。見た目は革靴だけど履き心地はスニーカーな新感覚シューズは、オンオフ兼用で使えるデザインのものが多く、お財布にも優しい。

今回はそんなビジネスマンの新定番となり得る、革靴×スニーカーのハイブリッドシューズをピックアップ。タイプの違う3足をご紹介するので、自分のビジネススタイルと合ったものを見つけてみてください。

1. ビジネスシューズ界、期待のニューカマー

昨年発売したばかりなのに、すでにハイブリッドシューズの中でも頭一つ抜けた存在になっている〈スラック フットウェア〉のレザースニーカー“KLAVE”。理由は明白、今までになかったUチップモカ型を採用したからでしょう。かしこまりすぎず、カジュアルすぎずのUチップ型は、スニーカーソールともビジカジシーンとも相性バッチシ。

アッパーには厚みがあり、光沢感の程よいステアハイドを採用。本革だから通常の革靴と同じく、シワやエイジングを楽しめるのも嬉しいポイント。また、スニーカーソールを組み合わせただけでなく、かかとにクッションを忍ばせているため、履き心地も本当にスニーカーのようです。これで一万円台後半というプライスは、かなりお得感ありますね。

2. スニーカーと革靴の間にあるシューズ

〈ブルーオーバー〉の“Marco”は一目見るだけではスニーカーなのか、革靴なのか「本当にどっちか分からない」不思議なデザインのシューズ。同ブランドの定番スニーカー“mikey”の木型をベースにしていますが、比べてみるとやっぱり違います。恐らく、その理由は、マッケイ製法でアッパーとソールを縫い付けているから。

本物の革靴と同じ製法にすることで、見た目もシャープになり、本格度もグッと増しています。さらにミッドソールには軽量のEVA素材、アウトソールにはビブラムを採用しているから、履き心地も驚くほど軽やか。珍しいデザインなので、人とかぶりたくないシューズを探しているという人にもオススメです。

3. ビジカジだけでなくスーツにもハマる面構え

お次は、日本発の新感覚シューズブランド〈マネブ〉。ハイブリッドシューズのブーム以前から、シックなアッパーとスニーカーソールを組み合わせたシューズを展開しているブランドです。ラインナップにはスウェードのビットローファー型や、チロリアン型などカジュアルなモデルも多いですが、紹介する“HIHIN”はビジネスシーンで履いても全く違和感がない面構え。

デザインはシンプルなプレーントゥ型。ドレスシューズのような雰囲気なので、カジュアルなセットアップだけでなく、スーツとも相性は◎。ちなみにグリップ力抜群のスニーカーソールを採用しているので、スケートボード用のシューズとしても使用できるそうです。

あとがき

リモートワークも定着しつつあるので、より一層ビジネスとカジュアルの境目はなくなっていきそう。今回ご紹介したようなシューズを揃えておけば、そのどちらにも対応できるはず。ぜひこの機会に検討してみてくださいね。

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