コロナ禍が性格を変えるのではなく、本性を暴くだけ
コロナ禍で見知らぬ人にまでイライラを撒き散らす人というのは、コロナ禍でそのような気質に変わってしまったのではなく、その人が本来持っている気質がコロナ禍によって表面化しただけだと思うのです。
これは「お酒で人が変わるのではなく、お酒はその人の本性を暴くだけだ」という主張と同じ考え方です。お酒のアルコールで感情を抑制するブレーキが弱まり、眠っていた本性が暴かれる、という話です。
平時の際は瞬間的にイライラしても、それを抑えるだけの気持ちの余裕が持てています。しかし、今のようなコロナ禍では、イライラを抑える気持ちの余裕がなくなり、その人が本来持っている攻撃的な気質を引き出しているだけだと思うのです。
つまり、攻撃的な人というのは、コロナ禍以外でも気持ちに余裕がなくなると、同じように相手を攻撃し始めるような振る舞いをする人物と言えます。