アドバンテスト、受注高2年連続で過去最高更新 主力のテスターに加え、M&A案件が奏功 2020.04.29 00:00 公開 執筆者稲葉 雅巳 半導体テスター大手のアドバンテストが発表した2019年度第4四半期(1~3月)業績のうち、受注高は907億円(前四半期比24%増/前年同期比38%増)となり想定を上回った。メモリーテスターが好調だったほか、SLT(システムレベルテスト)事業の受注が大幅に伸びた。これにより、通期での受注高は過去最高を更新した。 記事の続きを読む 画像と一緒に記事を読む 関連記事 新型コロナウイルスが半導体業界にもたらす「陰と陽」 新型コロナウイルスの感染拡大が世界各地で広がるなか、当然のことながら半導体業界も大きな影響を受けている。足元ではスマートフォンや自動車などの最終製品の生産が停滞、あるいは需要が低迷したことで、欧米半導体メーカーを中心に売上見通しの下方修正が相次いでいる。一方で、データセンターなどのインフラ需要は今回の「コロナショック」を契機に拡大すると見られており、マイナス要素とプラス要素が入り乱れるかたちとなっている。 アドバンテスト、Essai買収の狙いは「インテルとの関係強化」 半導体テスター大手のアドバンテストが2020年1月、米国に本社を構えるEssai社を買収した。アドバンテストは近年、事業の裾野を広げるためのM&Aを積極的に行っており、今回のEssai買収もその一環と見られている。アドバンテストだけでなく、半導体テスト業界では近年、企業買収が相次いでいる。スケールメリットの追求だけでなく、需要サイクルの異なるものを手中に収めることで、事業のボラティリティー(変動性)を抑える狙いがある。 19年の半導体製造装置メーカー売上高、トップ15に日本企業は8社 半導体産業の調査会社VLSIリサーチ(米カリフォルニア州、日本窓口=㈱テクノロジー・パートナーズ、東京都品川区)は、2019年の半導体装置メーカー売り上げランキング(速報値)を発表した。19年の上位15社の売上高は4%減の640億ドルとなり、18年の2桁成長から一転してマイナスとなった。メモリー市場の低迷で、メモリーメーカーの設備投資が減少したことが影響した。 ハイテク産業サプライチェーン、20年下期から在庫調整リスク 新型コロナ影響、顧客側で「在庫補充」顕著に サムスンがDRAM投資を一気拡大、データセンター顧客から引き合い増加 平澤第2工場で大型投資敢行 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #アドバンテスト