遊具すら我慢する子供達

そんな自由気ままな大人がいる一方、公園ですら自由に遊ぶことができないという子供も存在します。都内で暮らすIさんは幼稚園の子供が2人います。

「先日、『公園の遊具を介して感染の恐れがある』という記事を目にしました。子供の唯一の息抜きだった公園ですら自由に遊べなくなるなんてとショックでしたが、今は命を大切にすることが一番ということを子供たちに説明しました。最初は悲しそうにした子供たちですが、『生きていればいつかはまた楽しいことができる』と前を向いてくれました。そんな姿に申し訳なさやかわいそうな気持ちが溢れてきて…こんな小さな子供ですら我慢ができるのに、どうしていまだに自分のエゴを通す大人が後を絶たないのか。私には理解できません」

お友達ともう一か月以上遊んでいないという子供たちへの罪悪感と、家族を守らねばという気持ちの狭間で疲弊しているというIさん。仕事以外で遠方へ行く人の気持ちがわからず怒りが収まらないと言っていました。