3. 給与の平均ってどれくらい?

人の財布の中身はだれでも気になるものです。今度は1人1人の平均給与所得をみていきましょう。

上述の国税局の調査内「平均給与」によると「1年を通じて勤務した給与所得者の年間の平均給与は441万円であり、前年に比べて2.0%増加した。これを男女別にみると、男性545万円、女性293万円で、前年に比べて、男性は2.5%の増加、女性は2.1%の増加となった。」とあります。男性と女性の給与格差が約2倍というのは女性の立場からすると残念な話です。また、男女とも給与は上がっているとのことですが、実感できているでしょうか?

給与所得者にも、正規と非正規があります。上述の国税局の調査も、そのことに言及しています。「正規・非正規についてみると、正規504万円、非正規179万円で、前年に比べ、正規は2.0%の増加、非正規は2.2%の増加となった。」とあります。正規・非正規との格差は歴然とあることが分かります。