チャイルドロックに油断は大敵

消費者庁が平成30年に発表した「窓やベランダからの子どもの転落事故に御注意ください!」では、子供の転落事故のうち46.7%が0~4歳で起きているといいます。近年のベランダには、鍵の開閉部に加えてチャイルドロックがついているいることがほとんど。鍵を閉めて、チャイルドロックも掛けておけば、さすがに乳幼児が一人で開けることはないだろう……と、油断してはいけません。

子供は大人のすることを本当によく見ています。子供の見ている前でチャイルドロックの開閉まで日常的に行っていると、あっという間に子供も自力で開けられるようになるのです。とくにマンションの場合は、高層階であるほど小さな子供がベランダへ出ることの恐怖が高まりますよね。

100円ショップのダイソーで手に入る「アルミ網戸ストッパー(2個入)」は、備え付けの鍵・チャイルドロックに加えて、網戸をサッシ枠に固定し、開かなくしてしまう便利な商品。しかもワンタッチで開閉を切り替えられ、開ける必要があるときには1秒で操作できます。サッシの上部に取り付けることができるので、身長が160cm以上あるような子供でなければ、手を伸ばしてもほぼ開けることはできません。

ストッパーに加え、ガラス扉に吸着させられる吸盤もついた「サッシストッパー」はキャンドゥで見つかります。大人がベランダへ出ているときに、室内にいる子供が不用意に扉や鍵を閉めてしまったりするケースも防げるので、より幅広く使えますね。