罪悪感を突かれたときのガッカリした気持ち
とはいえ、まだ4歳という下のお子さんにカップラーメンを与えることに少々抵抗感のあったYさん。しかし、お子さんは一人で小さめのものをすべて完食しました。「親が思っているより子供は成長しているのかもしれない」お子さんのうれしそうな顔を見ながら、Yさんはポジティブに考えることにしたそうです。その後、クッキーも上手に焼け、その日はバタバタと過ぎていきました。
その夜、子供たちと作ったクッキー片手に夫に昼間あったことを報告したYさん。会話の流れで下のお子さんがカップラーメンを一人で平らげた話をしたところ、ご主人から「そこは最低袋麺じゃないの?」という言葉と共に、ガッカリした顔をされてしまいました。
すでに何日も経過した子供と一日中いる生活に疲れていたYさん。夫のその一言に張り詰めていた糸がプツリと切れ「じゃあ…野菜はあなたが刻んでくれるの?お鍋はあなたが洗ってくれるの?!」と言い残し寝室へ消えていったといいます。
「今まで私が子供たちにカップ麺をほとんど食べさせないでここまで暮らしていたこと、夫はそれを当然と思っていました。カップ麺という便利なものがありながらも、野菜やたんぱく質といったもののバランスを考え、必死で食事を用意していた私。そんな私がカップ麺に頼るほどの状況に陥っていることを夫は理
妻や子が今置かれている状況を理解せず理想を口にする夫にガッカリしたというYさん。自分が日中子供たちのために一生懸命やっていることが全く伝わっていなかったことがわかり、孤独を感じたそうです。