パパ・ママたちも悩んでいる

子連れにとっては日常的なベビーカーでの移動や授乳も、タイミング次第では非常識だと捉えられることもあるようです。とはいえ、子連れで外出をしていると、どうしても困ってしまう瞬間もあるでしょう。

P&Gジャパン株式会社の乳幼児用紙おむつブランド「パンパース」は、2020年1月に紙おむつをしている0歳〜3歳児のママ・パパ1,000人を対象に「家ソト育児調査」を実施しました。なお、ここでは「外出先での育児」のことを「家ソト(イエソト)育児」と呼んでいます。

この調査の結果、0歳〜3歳児のママ・パパの87.9%が「家ソト育児は苦手」と回答しています。また、子どもと一緒の外出に「不安」を感じている割合は62.0%となりました。

では、一体何に対して苦手意識や不安を感じているのでしょうか。その内容を詳しく見ると、44.7%のパパ・ママが「子どもとの外出時におむつ台で困った経験がある」と回答しています。また、「おむつ台のある男性トイレは圧倒的に少ない、だから増やしてほしい」と回答した割合は、ママが90.0%、パパが82.6%という結果になりました。

子どもがおむつをしている場合、外出先で「おむつを替える場所がない」と焦ったり、「おむつ交換ができる場所しか行けない」と悩んだりと、さまざまな悩みを抱える家庭が多いようです。そうした不安から、子連れでの外出に対する苦手意識が芽生えてしまうのでしょう。