「自由登園」で見えた感覚の違い

年中児のお子さんがいるKさん。お子さんの園では休園措置は取らず、自由登園の措置となりました。ただ、自治体からは「家庭保育が可能な家庭は自粛して欲しい」といった通知が来ていたそう。

「自治体のHPを見て夫と話し合い、自粛することを選択しました。私は専業主婦なので子供を見ることができます。特に近くに疾患のある方がいるわけではありませんが、子供のリスクや園の負担を軽くするためと考えました」

その判断を園に伝えた翌日、Kさんのお子さんと仲の良いママから連絡が。
「その日、我が子を含めた8人の園児がお休みをしていたそうなんです。そのお友達は『休ませて寂しがってるんじゃない?』と。また『給食も普通に出るし、休むのもったいなくない?返金してもらえるなら話は別だけど』といわれました。確かに金額としては痛手ではないとは言い切れません。ですが、果たしてそんなことをいっている時期なのか?仲のいい友人でしたが感覚の違いを感じてしまいました」

お友達の「行かなきゃ損」という感覚に違和感を覚えたというKさん。自分の判断は子供に寂しい思いをさせるものなのだろうかとしばらく悩んだといいます。