西武HD、自然災害の影響はあるも増収増益 新型肺炎流行等の動向を見込み通期業績を下方修正

2020年2月6日に行われた、株式会社西武ホールディングス2020年3月期第3四半期決算説明会の内容を書き起こしでお届けします。

スピーカー:株式会社西武ホールディングス 執行役員 経営企画本部 IR部長 中川義秀 氏

2020年3月期 第3四半期 決算実績

中川義秀氏(以下、中川):第3四半期の決算実績ですが、連結の営業収益は資料に記載の要因により、前年同期比109億円の増収となり、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益も増益となりました。

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セグメント別営業収益

セグメントごとの主な増減要因につきましては、3ページと4ページに記載していますので、ご覧ください。なお、台風19号の営業収益の影響として、約16億円のマイナス影響がありました。セグメントごとの内訳では、ホテル・レジャー事業で約11億円の影響がありました。

これはキャンセルの発生や、施設の営業休止によるものです。都市交通・沿線事業では、約4億円の影響があり、これは鉄道とバスで計画運休を行ったことによるものです。その他セグメントに含まれる、伊豆箱根事業で約1億円の影響がありました。

そして、2ページの一番下に記載していますが、今回、通期の業績予想を下方修正しました。内容につきましては後ほど説明します。

ホテル・レジャー事業 営業指標の推移

12ページをご覧ください。ホテルの営業指標です。第3四半期累計のRevPARは、前年同期比プラス3.1パーセントとなりました。10月から12月までの第3四半期では、ラグビーワールドカップ開催による、押上効果があった一方、台風の影響や、団体を中心とした予約のベースが不足したことなどにより、上期と比べて成長率が鈍化しました。

ホテル・レジャー事業 インバウンドの動向(宿泊客数・室料収入)

14ページをご覧ください。インバウンドの状況です。外国人宿泊客数は、前年同期比1.2パーセントの減少となり、特に台湾と韓国からの宿泊客が減少しました。一方、外国人室料収入は、北米・欧州、オーストラリアなどからの宿泊客が引き続き増えたことにより、前年同期比プラス7.6パーセント増加となりました。

ホテル・レジャー事業 MICEの状況

16ページをご覧ください。MICEの状況です。MICE売上高は増加したものの、一部の業界においてミーティング需要の減少が見られ、伸び率は鈍化しています。

営業外・特別損益

23ページをご覧ください。特別損失についてです。台風により被害を受けたホテルやゴルフ場、スキー場などの設備の復旧に関して発生した費用を災害損失として、また、今後発生が見込まれる費用を災害損失引当金繰入額として、特別損失に計上しました。

2020年3月期通期 連結業績予想

26ページをご覧ください。通期の業績予想についてです。第3四半期までの業績及び足元の動向などを踏まえ、営業収益予想を106億円、営業利益予想を35億円下方修正しました。

ホテル業において団体を中心とするベースの不足や個人客の予約が鈍化したこと、及び新型肺炎流行に伴う予約キャンセルの影響が今後見込まれること、ハワイ事業において当初計画していた土地売却が見送りとなったこと、ホテル・レジャー事業を中心に台風19号などの自然災害の影響があったことが主な要因です。

なお、今後の新型肺炎流行の動向次第でマイナス影響が拡大する可能性があります。説明は以上です。

記事提供:ログミーファイナンス

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