守勢に陥るパナソニック~攻め手を欠く事業戦略の危うさ 2020.03.02 00:00 公開 執筆者電子デバイス産業新聞 パナソニックは2019年11月、赤字続きで課題事業に位置づけていた半導体事業を20年6月に台湾の半導体メーカー、ヌヴォトンに売却するとともに、液晶の生産を21年に終息して撤退することを明らかにした。また、20年2月初頭に発表した19年度第3四半期決算では、同じく収益化が問題になっていた北米のテスラ向け車載用円筒形電池事業が黒字転換したことを公表した。 記事の続きを読む 1/4 画像と一緒に記事を読む 関連記事 黄昏の日の丸太陽電池、もう結晶シリコンでは勝てない 日本の太陽電池(PV)メーカーの影が一段と薄くなってきた。2018年における日本企業のPVモジュール出荷量の総計は約3.2GWだったが、これは出荷量トップの中国Jinko Solarの3分の1以下に過ぎない。ここまで出荷量が少なくなると、当然ながらグローバルの出荷競争からは完全に脱落しており、しかも生産量は年々減少している。価格や販売量で勝負できないPVビジネスにおいて、日本メーカーはどのような戦略で生き残りを図ろうとしているのか。 日本半導体、19年度はソニーが初の売上高首位へ 2019年度は、日本の半導体メーカー売上高ランキングでソニーが初の首位に立ちそうだ。スマートフォンの多眼化でイメージセンサーが好調を維持しており、19年4~6月期だけで約500億円の営業利益を叩き出した。7~9月期もフル生産を予定しており、年間売上高が1兆円を超す可能性さえある。 トヨタは全く燃料電池車量産をあきらめてはいない 次世代自動車を巡る報道が毎日のように各紙の紙面を賑わせている。夢の自動走行運転に向けて世界中で様々な動きがあるが、良いことばかりではない。3月23日にはテスラの勝負製品であるモデルXの衝突事故で運転手が死亡し、株価は一気に8.2%安、9.2%安の連続の大幅安となった。テスラ関連では、この前にもフロリダ州で自動運転中の死亡事故が発生している。これまでフィーバーを巻き起こしてきたウーバーもまた、3月18日に自動運転車が歩行者をはねて死亡させる事故を起こしている。 【現地記者が緊急報告】新型肺炎で混乱する中国エレクトロニクス工場の最新状況 EMSはガタガタ、半導体・FPDは稼働するが資材不足で減産 ルネサスが新財務モデル策定、年率7%上回る成長目指す 前工程はさらなる外注化推進 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #パナソニック