「違い」を面白がって上手くやればいい
友人Cは結婚当初からどこか悟ったような感じでした。
ゴマをするわけではないのですが、相手の家族からいろいろ言われないように先手を打っていた印象です。誕生日などのイベントごとでは、事前にリサーチして義母が欲しいものを準備したり、会いたいと言われる前に遊びに行ったり。そうすることで、“気が利く嫁”と言われるようになりました。
自分の家族と比べてしまうと、モヤモヤすることも嫌になってしまうこともあるのが現実。友人Cの根底にあったのは「生まれも育った環境も違うのだから、同じ日本人であっても考え方や風習が違うのは当たり前」という考え方です。国際結婚のように「違い」を楽しむ感覚で夫の家族と付き合うと、いろいろな発見があって楽しいとのことでした。
まとめ
それぞれの家庭内ルールによって対処方法は違うでしょう。はっきり伝えた方が良好な関係を築ける場合もあれば、それをきっかけとして疎遠になってしまうことも。上手く立ち振る舞っているつもりが、相手には響いていないこともあります。
正解がないだけに“嫁”という立場は、男性が思っているよりも独特で難しいものかもしれません。
何より大切なのは、不安なことや嫌なことがあったときに、夫とそれを共有できる関係性を築いておくことでしょう。夫の家族のことは夫の方がよく知っているはずなので、傾向と対策を一緒に考えておくと良いかもしれませんね。
中村のぞみ