街中で、老夫婦が仲良く並んで歩いている姿を見ると、とても微笑ましく暖かい気持ちになります。「私達もこんな風に一緒に年を重ねていきたい」と、隣にいるご主人の顔を見上げながら、心の中で秘かに願った人もいらっしゃるのではないでしょうか。
長年同じ人と一緒にいると、馴れ合いからなのか甘えてしまうためなのか、お互いの扱いがぞんざいになってしまったり。結婚当初のフレッシュな気持ちを思い出すことすら、なかなか難しくなってくることがあります。そのような中でも、いつまでも仲が良い夫婦は多くの人達の憧れの存在です。
今回は、夫婦として長年過ごしても変わらず仲が良い夫婦とは?その秘訣は?夫婦仲があまり良くない2人との違いは何なのか、考えていきたいと思います。
夫婦の関係性の変化を感じるタイミング
結婚して夫婦になったとしても、2人だけの生活であれば、お付き合いしていた時と大きな差を感じない人も多いことでしょう。苗字が変わる、生活する場が変わる…という点では変化があると言えますが、生活空間として大人だけで成り立つ生活は、従来の延長線上であると感じられます。