そのような中、日経平均株価は終日マイナス圏で推移しました。ただ、前場の序盤に一時▲206円安まで下落しましたが、その後は一時▲39円安まで下げ幅を縮小する場面も見られました。

結局、大引けに掛けて再び下げ幅を拡大する続落となりましたが、大きな下押しはなかったようです。

なお、TOPIXも同じような値動きで続落となり、下落率は日経平均株価より若干大きくなりました。

東証マザーズ株価指数は続落、売買代金は16日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は4,298万株、売買代金604億円となりました。出来高は先週末よりやや減りましたが、売買代金は微増となっています。依然として個人投資家の物色意欲は回復しておらず、売買代金は16日連続で1,000億円を割り込んでいます。

また、株価指数も続落し、900ポイント回復は再び遠のいた形です。

公取による立ち入り検査報道の楽天が一時大幅安、通期予想引き上げのホンダは大幅高

個別銘柄では、ハイテク株に下落が目立ち、ニコン(7731)は一時▲6%超安の急落となりました。また、TDK(6762)やアドバンテスト(6857)が大幅続落となり、リコー(7752)も一時▲6%安に迫るまで急落しています。