「元本割れはイヤ!」リスク性のある金融商品を避ける傾向が強まる

本調査では、「元本割れを起こす可能性があるが、収益性の高いと見込まれる金融商品」に対する意識調査も実施しています。

「今後1~2年の間にそうした商品を保有しようとは全く思わない」を選んだ人は二人以上世帯では78.9%、単身世帯では61.2%に上り、「そうした商品についても積極的に保有しようと思っている」はわずか二人以上世帯では2.2%、単身世帯では11.4%にとどまりました。

また、「今後1~2年の間に保有額を増やしたり、保有をはじめてみようと具体的に考えている金融商品」を聞いたところ、「預貯金」についで多かった回答が、「保有希望はない」、「株式」という結果が出ています。世帯規模でみるとこのような感じです。どの数字からも、リスクを避けた安全志向がうかがえますね。

預貯金:二人以上世帯43.7%  単身世帯52.6%
保有希望はない:二人以上世帯40.3%  単身世帯33.0%
株式:二人以上世帯8.9%  単身世帯14.9%