まだまだ寒い日が続きますが、服を買うとなると話は別。「冬用のトップスはもう間に合っている」という方は多いのかと。となると、今なら通年使えるようなパンツを補充しておくのが吉。
パンツの中でも、いま気になるのは軍パンです。デニムやチノにはない、“こなれた感じ”をコーディネートにプラスしてくれるのがその魅力。今回は、軍モノの王道、アメリカ軍ベースのものに絞って紹介します。それぞれ違った表情を見せる3本が揃いましたよ。
軍パンの王道でドレスアップ
軍パンの王道、M-65にスラックス要素をミックスした〈バーンストーマー〉のドレスカーゴパンツ。ショップスタッフが「こんなに大人の色気と上品さを持った軍パンはなかなかお目にかかれない」と言うように、まさに大人のための軍パンといったところ。
リップストップモチーフの生地、サイドアジャスターなどオリジナルのディテールが残っているのも嬉しいところ。若い頃に穿き倒していたM-65を、大人のドレススタイルにグレードアップしてみては?
軍パン入門の一本です
日々の街着として気軽に使うなら、〈プロッパー〉のBDUくらいがちょうどいい。米軍納入業者のつくる本格的な軍パンでありながら、太すぎずテーパードのかかったきれいな形なので、どんな服装とも相性良し。
軍モノにはなかなかないダークグレーやブラウンのカラーが揃うのも魅力的です。鉄板のオリーブやネイビーカラーの在庫についても、ぜひ店舗までお問い合わせを。1万円を切る良心的なプライスなので、「軍パンにはあまり馴染みがない」という方にもおすすめ。
“デッドストック”に弱いんです
「やっぱり本物が欲しい」という気持ち、分かります。提案スタッフ曰く、「コントラクトナンバーがない民生品」とのことですが、80年代の希少なアメリカ製のデッドストックというのにそそられます。
前述の2本とは打って変わって、ドカンと太いストレートシルエット。さすがオリジナルと言わんばかりの無骨さです。穿きにくそうにも見えますが、近年のビッグシルエットブームのおかげもあって色々な合わせができて面白いと思うのですが、いかがでしょう。
あとがき
今注目の“軍パン”。ドメスティックブランド、米軍納入品メーカー、さらにはデッドストックものなど様々なスタイルがあるので、ぜひ自分に合った一本を選んでみてくださいね!
FACY