そのため、「電話は無料通話アプリを使うから問題ない」という人なら良いのですが、仕事などで無料通話アプリを使わずに通話することが多い人は、通話料金が思っていた以上に高額になる危険性があります。

別途通話プランを付けるという方法もありますが、通話プランを付けると料金が上がってしまい、結局大手キャリアとあまり変わらなかった…となる可能性もあるでしょう。

さらには、これまでの携帯電話の解約違約金や、格安スマホ契約時の事務手数料などで数万円かかるケースもあるので、本当に格安スマホにすれば携帯電話料金が安くなるのかどうかは、自分の使用状況に照らし合わせて事前にしっかりチェックしておくことがカギになります。

おわりに

節約を成功させるには、単純に王道の方法を取り入れるのではなく、自分に合った節約方法を見つけることが大切です。

食費を節約したい場合、自炊にこだわりすぎて挫折してしまっては本末転倒です。たとえば「週○回、ご飯は自分で用意するけれど、おかずはスーパーで購入する」というように、無理のない自分のライフスタイルに合わせた節約ルールを見つけられると良いですね。

また、携帯電話料金もいきなり格安スマホに変えるのではなく、プランの見直しをするだけでずいぶん料金が下がることもありますよ。

今まで節約が上手くいかなかったという人は、世間の「節約の常識」に囚われずに、自分に合う節約方法を開拓していくつもりで取り組んでいってはいかかでしょうか。

吉田 貴絵