自炊していなかったときと比べて、少額とはいえガス代や水道代も上がるので、結果として自炊を始める前より総合的にコストが上がってしまう可能性もあるのです。
また、節約の効果を得るには継続することが大切なのですが、そもそもあまり料理が好きではない人が節約のためにいきなり料理を始めてみても、続けていくのはそう簡単ではありません。このように、自炊による食費の節約は、基礎中の基礎に見えて意外にハードルが高いのです。
格安スマホの落とし穴
家賃や通信費といった「固定費」は毎月発生し、さらに金額が大きいものが多いので、その固定費を節約できれば高い効果が期待できます。固定費の中で比較的節約しやすいのは、「携帯電話料金」ではないでしょうか。
今は格安スマホが数多く登場していて、「夫婦で格安スマホに変えたら1万円以上節約できた!」なんて話も溢れていますよね。
格安スマホに変えるだけでそんなに節約できるなら、今すぐにでも変えてみようかなという人もいるでしょうが、安易に格安スマホに変えると、逆に携帯電話料金が上がるケースがあるので注意が必要です。
格安スマホの基本料金は大手キャリアに比べると非常に安く魅力的ですが、基本料金に含まれるのは「通信料」のみで、「通話料」は別になっているのが一般的です。
「1回の通話あたり〇分以内であれば通話無料」などのサービスがついていることもありますが、無料の時間を超えると通話時間に応じて通話料金が加算されます。