そのような中、日経平均株価は終日マイナス圏で推移しました。ただ、前場の半ばに一時▲228円安まで下落したものの、その後は下げ渋り、後場の終盤には一時▲100円安まで下げ幅を縮小する場面がありました。

結局、続落で引けたものの、下落相場の中で底堅さを示したと言えましょう。

なお、TOPIXも同じような値動きで4日続落となりました。

東証マザーズ株価指数は5日続落、売買代金は7日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は5,688万株、売買代金670億円となり、いずれも前日より減少しました。

個人投資家の資金移動が明らかに一巡し、出来高・売買代金ともに再び閑散状態に近づきつつあります。売買代金は7日連続で1,000億円の大台を割り込みました。

また、株価指数もわずかに下落して引け、これで5日続落となりました。

三越伊勢丹HDなど百貨店株が大幅続落、日産自動車が再び昨年来安値を更新

個別銘柄では、前日に大幅下落したインバウンド関連銘柄が総じて反発した中、百貨店株は大幅続落となりました。

三越伊勢丹ホールディングス(3099)が一時▲4%超安、高島屋(8233)が一時▲3%超安、前日に急落したJ.フロント リテイリング(3086)も一時▲2%超安と売られています。