・「大容量バッテリーのスマートフォンや大型家電商品、食料品の大きいサイズなど、『とにかく大きいものを選んだほうがお得』という節約志向は避けています。たしかに量だけで見ればお得なのかもしれませんが、必要以上の量なら無駄になってしまうので。それなら、多少割高でも自分が必要としている量やサイズの商品を選んだ方が、結果的に節約になっているはずです」

・「商品やサービスを選ぶ際は、値段ではなく『自分に合っているか』を基準に考えるよう心がけています。値段を重視してばかりの節約は、『安い文房具で揃えたらすぐに壊れてしまった』『安物のアクセサリーを買ったけれど、やっぱり気に入らない』なんてことになる可能性がありますからね。以前使ってみて不満がなかった安い日用品は愛用し、長期間使用するファッションアイテムは気に入ったものを選ぶなど、お金のかけどころを意識しています」

・「他の人が関係しているものに関する節約はタブーだと思っています。たとえば、ご祝儀やプレゼント、ちょっとした手土産など。これらを節約してしまうと、自分の価値まで下がってしまうような気がするんですよね。相手の印象に残りやすい場面だからこそ、節約のことは忘れて相場に見合った金額を基準に考えるようにしています」

お金持ちが好む「お金の使い方」

お金持ちたちは、一歩先を見据えることにより「お得にならない節約」を避けているようです。では、反対に「かえってお得になるお金の使い方」も見てみましょう。