今の時期にアウターを買い足すとしたら、「春先まで使える一着がいい」と思うのは当然です。となると、極端な防寒性は必要なし。むしろ、裏地なしのアウターのほうが今後の活躍頻度は高くなるはず。寒い日は、ニットやインナーダウンに頼ればいいですし。さて、ショップスタッフが薦める4着とは?
憧れの〈マッキントッシュ〉を“普段仕様”に
〈マッキントッシュ〉といえば、ゴム引きコートで名を馳せる老舗ブランドですが、今回はEDIFICE別注品をご紹介。わざわざこの別注のために製作した生地は、通常のチノにはない上品な光沢感がポイントです。
さらに、スナップボタンに変更することで、カジュアル感もちょい足し。かっちりスーツに合わせるというより、オフで使い倒したいという方はこちらかと。
まだまだ使える一着がセールプライス
〈カリマー〉といえば、アウトドアブランドながらときおり垣間見せるモダンなデザインセンスが特徴のブランド。19AWより始動した新ライン“aspire”では、そのセンスがさらに加速した印象です。
3レイヤーのハイテク生地は撥水・透湿性があるので、雨の日使いの一着としてもよさそう。今ならセールプライスなので、サイズが合う方はお早めに。
ダウンだけのブランドにあらず
〈タトラス〉といえば、今や世界的なダウンブランドですが、こちらは透湿防水生地を用いたライトアウター。フロント全開口部、およびポケット部には止水ジッパーを配するなど、機能面に妥協はありません。
それでいて、上品な印象をしっかりキープできるのが、同ブランドが愛される理由なのかと。他に基本カラーのブラック、ネイビーも揃っているので、お好みをどうぞ。
大人のコーチジャケットです
コーチジャケットといえば、ナイロン地のシャカシャカした質感を思い浮かべる人も多いはず。もちろん、それはそれで魅力的なのですが、より落ち着いた印象を醸すのは、〈ローター〉のコーチジャケット。
使用したのは、軽さと耐久性を追求したポリエステルとコットンの混紡生地。提案スタッフも「様々なシーンで使いやすい完成度の高いアイテム」と語る一着です。同生地でパンツも展開しているので、セットアップで統一してもクール。
あとがき
アウターの防寒性の高さと着用期間の長さは、ある種トレードオフの関係にあるとも言えます。上記の4着くらいのバランス感のアウターなら、通年で長く活躍してくれそう。
FACY