過去2年の業績動向

ライトオン（連結）の業績推移についても見ておきましょう。

まず、売上高ですが、過去2年をみると減収となっています。2018年8月期に767億円であった水準が、2019年8月期には739億円となっています。なお、2018年8月期より連結財務諸表を作成しています。単体の売上高は、2015年8月期は782億円、2016年8月期は864億円、2017年8月期は800億円、2018年8月期は766億円、2019年8月期は737億円でした。

また、経常利益又は経常損失については、2018年8月期は10億円の利益、2019年8月期は21億円の損失となっています。なお、単体の経常利益又は経常損失は、2015年8月期は22億円の利益、2016年8月期は36億円の利益、2017年8月期は28億円の損失、2018年8月期は9億円の利益、2019年8月期は23億円の損失となっています。

投資家が重視する「ボトムライン」でもある親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失は、2018年8月期は4億円の利益、2019年8月期は61億円の損失となっています。なお、単体の当期純利益又は当期純損失は、2015年8月期は7億円の利益、2016年8月期は17億円の利益、2017年8月期は44億円の損失、2018年8月期は2億円の利益、2019年8月期は61億円の損失でした。

※ライトオンの2018年8月31日時点での給与についてはこちら

まとめにかえて

年収や給与といった金銭面での条件は仕事をする人にとっては誰もが気になる要素ではないでしょうか。金銭面での処遇以外にも、働きがいや働きやすさといった職場環境が大事なのは言うまでもありません。

ただ、年収や給与などの「お金」の話は親しい仲でも聞きにくいというのが実際ではないでしょうか。こうしたデータが就職活動や転職活動の参考になれば幸いです。

【注意点】有価証券報告書における年間平均給与及び従業員数について

平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。また、従業員数は就業人数です。基本的には、社外からの出向者を含み、社外への出向者は含みません。

【ご参考】有価証券報告書とは

日本証券業協会によれば、有価証券報告書は「金融商品取引法に基づいて上場会社が事業年度ごとに作成する会社内容の開示資料です。株式を上場している会社は、各事業年度終了後、3か月以内に財務局長および上場証券取引所に有価証券報告書の提出が義務付けられています」とされています。

LIMO編集部