片付けの期間が限られている

例えば、年末の30日から年明け3日まで実家に帰省するとしても、この5日間をフルに片付けに使えるわけではありません。片付けができるのは多くて3日間程度でしょう。

この短期間でどうやって片付けるのかを考える必要がありますよね。方法の1つとしてフリマアプリなどがあります。ただし、なかなか売れないと、子どもたちが自宅に帰った後でも、実家の両親が出品管理をすることになってしまいます。そのため、売りやすい物からフリマに出品していくのは大前提です。

売りやすいかどうかは、まずはフリマアプリで同じ商品を検索してみます。そうすると、商品が表示されるので、どのくらいの数が出品されていて、どのくらい売れているのかをチェック。筆者の場合は、「最近売れたのがいつなのか」を見ます。もし売れた時期が数カ月前なら、すぐには売れない可能性が高いと考えています。逆に2、3日前くらいならば、比較的買われやすい商品なのかなと思いますね。

高く売ることではなく片付けることを目的にする

フリマで少しでも高く売ろうと思うと、値段が高くなり、買い手がつきにくくなります。そのため、他の出品者よりも多少値段を下げて出品するのがいいでしょう。大切なのは、目的を明確にすることです。高く売ることが目的であれば、値段に妥協せずに出品することになりますが、限られた時間で売れない可能性も高いです。

でも、片付けることが目的ならば、値段は二の次になりますよね。「スピーディーに売ること」と「高く売ること」は基本的に相反することだと思っていた方がいいでしょう。もちろん、特別な商品やレアアイテムなど例外はあります。

物がすぐに片付く「買取」を利用する

期間中にフリマで売れなかった場合、その後のことは実家の両親など、そこに住んでいる人が行うことになります。もし二世帯で住んでいれば若い人にお願いできますが、両親だけの場合はちょっと問題です。