幼稚園や保育園、学校に対し無理な要求をする「モンスターペアレント」。テレビや雑誌の中だけのことかと思いきや、意外と近くに存在することも…。
初めから要注意なママさんであれば、まだいいのですが、困るのが今まで仲良くしていたママ友が何かのきっかけでモンペになってしまった時。応援するべきか距離を置くべきか、今後の付き合い方に困ってしまうこともあるかもしれませんね。
そこで今回は、子育て中のママに聞いた身近で起こった「モンペに変身!」エピソードをまとめてみました。
子供可愛さでモンペに変身!
「子供が登園を嫌がるようになったからと、バス通園から親子での徒歩通園に変えたママ友。もともと徒歩通園だった私は、毎日彼女に会うようになったのですが、お迎えの度に担任の先生を呼び出して、その日にあった出来事を報告させているのにびっくり。その間、子供も退屈そうに待っているし、先生も他にお仕事があるだろうし大変だなぁと同情してしまいました」
「学芸会のピアノの伴奏。じゃんけんでうちの子に決まったのに、『子供が泣いて帰ってきたから、どうしても譲ってほしい』と電話をしてきたママがいた。担任に相談して却下されたけれど、その後も『もしあなたの子が欠席した時のために練習させているから!』と言われてゾッとした」
「運動会の朝、ママ友から『息子が熱を出した』とLINEが。可哀そうに欠席かと思って学校に向かうと、なんと親子で登校しているではないですか!話を聞くと、子供がどうしても徒競走で一等を取りたいと言うから来たとのこと。担任の先生に帰った方がいいと言われたと文句まで言っていました。そうまでして走った徒競走もフラフラで最下位。ママ友に抱えられるようにして帰っていく息子君を見ながら、子供の気持ちを尊重するのも大事だけど、止めるのも親の務め…と思いました」
自分の子が可愛いというのはわかりますが、可愛さゆえに周りが見えなくなってしまうとモンペ街道一直線です。しかも子供のためと思って行動しているつもりが、結局子供を傷つける結果になっていることもあるので、気を付けたいですね。