フルスピード、アドテクおよびSNS運用支援事業の好調維持により増収 戦略ドメインへの投資により減益

2019年12月16日に行われた、株式会社フルスピード2020年4月期第2四半期決算説明会の内容を書き起こしでお伝えします。 ※話し言葉に忠実に書き起こしております。IR資料

スピーカー:株式会社フルスピード 代表取締役社長 友松功一 氏

2020年4月期第2四半期決算説明会

友松功一氏:フルスピード代表の友松でございます。本日はお忙しいなか、当社決算説明会にお越しいただきまして、誠にありがとうございます。私から2020年4月期第2四半期の決算の概要についてご説明させていただきたいと思います。

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グループが目指す姿

「テクノロジー&マーケティングカンパニー」ということで、既存のアドテクノロジー事業、インターネットマーケティング事業をブラッシュアップしていくところにあわせまして、とくにB2Bやクロスボーダー、ヘルスケアといった選択と集中を行っている領域に対して成長投資を行うことを考えております。

成長シナリオ

成長シナリオでございますが、アドテク事業およびインターネットマーケティング事業は、事業規模もだいぶ大きくなってまいりまして、両方とも100億円規模に育っているところでございます。

あわせまして、前期から海外展開と新規事業の展開を進めておりますけれども、今期もさらにスピードアップして、投資を踏んでいる状況でございます。

クロスボーダー

とくにクロスボーダー領域ということで、今期は訪日および越境、日本に来ていただく方と海外に対して商品を売っていく、この2つの領域に力を入れて積極的に展開している状況でございます。

FY2020.2Q実績

それでは、エグゼクティブサマリーということで、決算の概要についてご説明させていただきます。

まず売上高ですけれども、前年同期比で4.3パーセント増の108億2,100万円となりまして、営業利益については24パーセント減の4億9,100万円での着地となっております。

営業利益のマイナス要因については、こちらのスライドに簡単にご説明がありますけれども、のちほど詳しい内容もご説明させていただきたいと考えております。

FY2020.2Q進捗

通期の予算に対する進捗になりますけれども、売上については50.5パーセントで、約半分まで進んでおります。

営業利益については36.3パーセントということで、ご覧のように若干ビハインドしている状況でございます。進捗率36.3パーセントという数字だけで見ますと、だいぶ乖離しておりますけれども、もともと予算上も下期に利益が寄っているかたちとなっております。

若干ビハインドしておりますけれども、まだまだついていける数字と考えておりますので、今後の営業や事業の拡大というところで、下期に追いついていけると考えております。

売上高の増減分析

売上高の増減分析になりますけれども、アドテク事業は前年同期比で約10パーセント増となり、6億8,500万円の増収でございます。

インターネットマーケティング事業は8パーセントのマイナスで、3億5,000万円の減収となっております。こちらの要因については、第1四半期の決算発表時にもお伝えしておりますが、前期に大型顧客が一部契約満了という点がございます。

もう1点は、インターネットマーケティング事業がもともと利幅が薄い事業体というところもございまして、今後の構造改革を推進しているなか、粗利率がより高いコンサルティング型の商品やサービスに注力していこうといったところがございます。粗利の中身の構造を変えていくところも含めまして、売上が減少している結果となっております。

営業利益の増減分析

営業利益でございます。こちらは、アドテク事業の売上が増えておりますので、それにあわせて粗利も増加しておりまして、前年同期比で1億3,000万円の増加となっております。

インターネットマーケティング事業についても、先ほどお伝えしましたとおり売上の減少がございますので、その影響を受けまして6,300万円の減少という結果となっております。

あわせまして、人件費やその他の経費などの販管費が膨らんでいる状況ですけれども、こちらが先ほどからお伝えしておりますとおり、とくにクロスボーダー関連の投資ということでございます。

のちほどご紹介いたしますが、「Webridge」というパフォーマンスマーケティングの新たなクロスボーダーサービスの展開での販管費に含まれる人件費増加などが影響しており、そちらを吸収しきれずに減益という結果となっております。

財務体質

財務体質でございます。自己資本比率については55パーセントまで積み上がってきておりまして、純資産の金額としても38億9,000万円まで積み上がってきている状況でございます。

戦略ドメイン

ビジネスの概況でございます。戦略ドメインということで、ヘルスケア、B2B、クロスボーダーの3つの領域に加えまして、今期は既存事業および新規事業にも注力して、成長投資を推進しております。

パフォーマンスマーケティング afb

アフィリエイトのパフォーマンスマーケティングでございます。他社の決算を含めたかたちになりますけれども、アフェリエイト、パフォーマンスマーケティングの領域は、今期は環境的にかなり厳しい状況でございます。しかしながら、当社の「afb」については、なんとか増収を実現できている状況でございます。

数年前から海外展開を始めておりますので、そうしたところの好影響もございまして、国内環境が厳しいなかでも成長できている状況でございます。

パフォーマンスマーケティング【新規展開】 FORiT

あわせまして、新たに動画領域へも進出ということで、MIL株式会社と戦略的な資本業務提携を行いました。MIL株式会社自体はインタラクティブ動画サービスを提供しておりまして、動画を使用したマーケティングに有用なITサービスでございます。

こちらと連携することによりまして、動画広告による広告成果をより上げていくところを意図しております。

インターネットマーケティング

インターネットマーケティング事業でございますが、とくに前期からSNSの運用に関するサービスの成長が大きいと思っております。

指数でお示ししておりますが、スライドのようなかたちで、Facebook、Instagram、LINE、Twitter、さらに海外系のSNSなどもいろいろございますが、今期は企業に対するSNSの運用支援サービスが絶好調で、かなり伸びている状況でございます。

インターネットマーケティング  ヘルスケア

新規サービスでございます。広告ではなくCRMの領域で、1回広告で集めたユーザーさまのコンバージョンということで、今期から、申し込みを増やして申し込み率を向上させたり、1回申し込んでいただいた方にリピートしていただくマーケティング施策を支援するサービスを始めております。

「C:Rize」や「SINKA CREATIVE」といったサービスも前期からリリースしており、こうしたサービスにも力を入れている状況でございます。

インターネットマーケティング 地方創生

先ほどお伝えしましたとおり、SNS関連のサービスが成長しております。今までSNSの運用支援サービスは、基本的には中堅から大手企業向けに行っておりましたが、地方企業などの小さい企業に対しても展開できるような新しいサービスを始めております。

「Re:Social」と呼んでおりますけれども、このサービスも今後、積極的に展開してまいりたいと考えております。

パフォーマンスマーケティング クロスボーダー FORiT

海外に向けた取り組みでございます。パフォーマンスマーケティング領域のなかで、β版ではございますが、グローバル版アフィリエイトプラットフォーム 「Webridge」をリリースさせていただきました。

現状はまだまだ国内の売上が中心ではありますけれども、国内のアフィリエイトでご利用いただいているお客さまの商品を海外のユーザーさまに届けていくサービスとして、台湾、マレーシア、シンガポールで先行して、この「Webridge」を使用して展開していきたいと考えております。

インターネットマーケティング クロスボーダー FORiT

また訪日インバウンドを含めまして、既存サービスでも、とくに中国からの訪日インバウンド顧客へのマーケティングサービスの引き合いも非常に増えてまいりました。

百度のプレミアムパートナーということで、優秀な代理店として認められておりますが、5年ほど訪日インバウンド事業を展開してきておりまして、こうしたかたちでサービスを使用すればよいという認知も広がってまいりましたので、かなり成長軌道に乗って事業を拡大できている状況であると考えております。

DSP クロスボーダー

セブ島のオフショア開発でございます。日本国内での人手不足もございますので、開発や運用と言いますか、BPOのような軽作業を請け負いましてサービスを展開するようなところも順調に拡大しております。

現状は、主に株式会社フルスピードおよび親会社のフリービット株式会社を含めたグループ内での展開に留まっておりますが、今後はグループ外の企業へも営業展開できるような体制が構築されている状況と考えております。

グループ展開

そうしたところを統合しまして、クロスボーダー領域は2019年度から2020年度にかけましても成長軌道に乗っておりますし、ビジネス規模としても10億円を狙える領域まで来ましたので、今後はこの領域でアクセルを踏みまして、より広く展開してまいりたいと考えております。

参考)ASEAN市場について

最後に、市場でございます。なぜASEAN市場に注力しているのかについてでございますが、ネットマーケティングの市場が、日本は110パーセントから120パーセントの間くらいと言われておりますところ、東南アジア地域は150パーセントくらい成長しております。

東南アジアの若い方は、みなさまがSNSを使用して交流したり、サービスを購入しております。そうした需要を取り込む、ないしは日本企業が海外にモノを売りたい場合に、今後はフルスピードグループのサービスを使用して海外に商品展開できる世界を作ってまいりたいと考えております。

以上、簡単ではございますが、2020年4月期第2四半期の決算概要について説明させていただきました。ありがとうございました。

記事提供:ログミーファイナンス

参考記事

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