そして、その約半数がひきこもり状態になって7年以上経過しているという調査結果も。一度ひきこもりに陥ってしまうと、なかなか抜け出せないケースが多いようです。
(「広義のひきこもり群」とは、「自室からほとんど出ない」「自室からは出るが、家からは出ない」「近所のコンビニなどには出かける」「趣味の用事のときだけ外出する」に当てはまる人で、その状態が6カ月以上続いている者のことを指す。しかし病気である場合や、妊娠、育児、介護、専業主婦・主夫などで6カ月以内に家族以外の人と会話した人を除外。また在宅ワーカーや自営業なども除く)
女性特有の生きづらさが原因のケース
先ほどの調査の結果、広義のひきこもり群に該当した男性は76.6%、女性は23.4%と示されています。少数派であるとはいえ、女性のひきこもりも存在している現状がうかがえました。その原因には、女性特有の生きづらさが深く関わっているようです。