将来どう困るか?

自分で身の回りの片付けができないまま大人になります。1人暮らしをした時に部屋は荒れ放題です。結婚しても最初は良き夫になろうと頑張って片づけますが、そのうち化けの皮が剥がれてきます。「良き夫にならねば」という義務感に駆られて片づけていても「母親はやってくれたのに」という深層心理があるので、時折脱いだものを放置して「どうして片付けてくれないの?別に片づけてくれていいじゃん」と暗黙のメッセージを送ります。

「やってもらうのが当たり前」という刷り込みは、一朝一夕では消えません。むしろ消えないと思った方がいいでしょう。これからは、お嫁さんも普通に仕事をしている時代です。自分たち夫婦を振り返っても、パパが片付けてなくてママが尻ぬぐいして「家事に協力的じゃない」とカリカリしていませんか?

パパが家事に協力する姿をみせることが、実は一番いい手本になります。夫であるパパが家事をするのが当たり前の姿を見て育った男の子は、家事に対してのハードルが低くなります。実際、あるパパの家事能力が素晴らしいのを目撃したのですが、そのうちの男の子も当たり前のように家族の洗濯物担当を担っていました。パパだって息子に可愛いお嫁さんを連れてきてほしいと思っているはずです。可愛い且つ賢いお嫁さんは、ダメンズを選びません。選ばれる男子になるための一歩が「自分のことは自分でできること」です。

「脱いだズボンが、まるで抜け殻のようになっている」「靴下は裏返しにしたまま洗濯機に入れる」「玄関から脱いだ靴下が点々と置いてある」いずれもママ友から聞いたそれぞれのダンナの愚痴です。結婚前にはなかなか気が付かないところではありますね。

NG行動パターン3:先回りして準備してる

すっかり寒くなりました。寒くなると欲しくなる小物があります。手袋やマスクや使い捨てカイロです。「手袋と使い捨てカイロとマスク、ついでに眼鏡拭きを机の上に準備しておくの。朝ギリギリまで寝ていて、結局あたしが用意することになるからしょうがないわよねえ」とのママ友談。ここまで準備してもらえたら、翌日の準備をしようという発想はなくなります。