また、前日に通期業績予想を下方修正したピジョン(7956)が一時▲19%安に迫る大暴落となり、終値も▲14%弱安となっています。
さらに、ピジョン株の暴落を嫌気する形でインバウンド関連株も総じて安く推移し、高島屋(8233)など百貨店株や資生堂(4911)にも連想売りが広がりました。
一方、ハイテク株の一角には継続的に見直し買いが入り、とりわけ、ソニー(6758)は3日連続で年初来高値を更新しました。
また、任天堂(7974)も堅調に推移し、こちらも連日で年初来高値更新となっています。
その他では、最高経営責任者(CEO)の交代人事が発表された野村ホールディングス(8604)が買われ、再び年初来高値を更新したのが目を引きました。
一方、新社長が初の記者会見を開いた日産自動車(7201)は目新しい材料がなかったことで大きく値を下げたのが対照的だったと見られます。
新興市場(東証マザーズ)では、ブティックス(9272)が3日連続のストップ高となり、サンバイオ(4592)も大幅高となりました。
一方、メルカリ(4385)が値を下げ、連日で年初来高値更新だったマネーフォワード(3994)は反落しています。
葛西 裕一