消費者の購買意欲を高めるために設置されている「試食コーナー」を、まるでスタンプラリーのように巡り、「ねー!これ、美味しいわよ!」と大きな声ではしゃぎまくるのもNGです。
実際にこういったことをしている人に話を聞いたところ、この試食コーナー巡りは「節約」だそうで、「タダで、いろいろな商品を味わえる」「お店のサービス」だと言っていました。
試食コーナーで同じ試食品をいくつも試食し、店内にある試食コーナーすべてを巡回。そして、「お腹いっぱいになってきた」と満足そうな顔で何ひとつ買わずに店をあとにするのは、筆者からすれば節約でもなんでもなく、「ただの図々しい行為」です。
こうした行動を目にすると、親族はもちろん、たとえ他人でも嫌悪感でいっぱいになってしまうという思春期の少年少女も少なくありません。
ただ、試食には、「おいしいと思えるものを選んで買うことができる」というメリットがあります。そのため、好みでないものを購入して余らせるといった無駄を防ぎ、節約につなげることができます。
お店の人が気持ちよく試食コーナーの設置を継続してくれるよう、常識の範囲で試食を楽しんでほしいと思います。
【第2位】ホテルのサービス品を何でも持って帰ろうとする
ホテルのアメニティだけでなく、部屋の浴室に設置されたシャンプーやコンディショナー、ロビーに設置してあるミネラルウォーターをマイボトルなどで持ち帰ろうとするのもやめてほしいことです。