3.1 まず、子どもが無償化の対象になる時期を書き出す

まず、子どもの生年月日から、満3歳になった後の4月がいつになるかを書き出してみましょう。きょうだいがいる場合は、一人ずつ書いておくと、次の進級までに保育料が変わる時期を見通しやすくなります。

誕生日が4月に近いか遠いかによって、3歳になってから無償化が始まるまでの月数は変わります。書き出した月を、家計簿や手帳にも写しておくと忘れにくいでしょう。

3.2 次に、無償化にならない費用を園の案内で確かめる

次に、通っている園や入園を考えている園の案内で、給食やおやつ、行事、送迎などの費用がいくらかかるのかを確かめましょう。月ごとに決まった金額なのか、行事のたびにかかるのかも見ておきたいところです。

入園前の説明会や見学の機会があれば、保育料のほかにかかるお金を質問しておくのもよいでしょう。毎月の決まった費用と、年に数回の費用を分けてメモしておくと、比べやすくなります。

3.3 そして、認可外や預かり保育を使うなら「保育の必要性の認定」を確かめる

そして、認可外保育施設や幼稚園の預かり保育を使う場合は、市町村による「保育の必要性の認定」が要ります。認定には、認可保育所を使うときと同じような就労などの要件があるため、お住まいの市町村で確かめておきましょう。

働き方が変わる予定があるときは、認定の要件にあてはまるかどうかも変わることがあります。今後の仕事の予定とあわせて、早めに窓口で相談しておくと安心です。

3.4 児童手当と保育料の予定を、1年分並べておく

児童手当が振り込まれる偶数月と、保育料や園の費用を払う月を、カレンダーに1年分並べておくと、家計のやりくりが考えやすくなります。子どもの誕生日や進級の時期も書き込んでおくと、金額が変わる月にも気づきやすいでしょう。

紙のカレンダーでも、スマートフォンの予定表でもかまいません。大切なのは、入ってくるお金と出ていくお金を同じ場所に並べて、家族で見られるようにしておくことです。

3.5 きょうだいがいる家庭は、それぞれの数え方を確かめる

きょうだいがいる家庭では、児童手当の「第3子以降」の数え方と、0歳から2歳の保育料の「第2子」「第3子」の数え方が、同じとは限りません。手当と保育料で、それぞれどの数え方になるのかを分けて確かめておきましょう。

上の子の進学や就職で、数え方が変わることもあります。案内が届いたら内容を読み、気になる点があれば、お住まいの市区町村の窓口で確かめておきましょう。

4. まとめにかえて

幼児教育・保育の無償化により、3歳から5歳までのこどもが幼稚園や保育所、認定こども園などを使う場合の利用料は無料です。0歳から2歳では、住民税非課税世帯が対象になります。これからの進級や入園の時期に向けて、早めに見通しを立てておきましょう。

保育料の負担が変わる時期は、家計を見直すよい機会でもあります。手当の振込額と保育料の請求額を並べて、子どもの成長にあわせた家計の予定を立てていきましょう。

保育所などで無償化が始まるのは満3歳になった後の4月1日から(幼稚園は満3歳から)で、給食や行事などの費用は残ります。手当の金額が変わる時期とあわせて、今後の子育ての計画を立てておきたいところです。

参考資料

宮野 茉莉子