4. 【北海道の難読駅名】音威子府村「音威子府駅」の読み方と由来

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LIMO編集部作成

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最後に紹介する駅は、中川郡音威子府村にあるJR宗谷本線の「音威子府駅」です。

村の資料によると、宗谷線は1912年(大正元年)に音威子府まで開通しました。

4.1 読み方は「おといねっぷ」

「おんいこふ」ではなく、「おといねっぷ」と読みます。

音威子府村の資料では、アイヌ語で「濁りたる泥川」「流木が堆積する川口」「切れ曲がる川尻の野」という意味だと紹介されています。

村の名前は、もとは常盤村で、1963年(昭和38年)に音威子府村へ改められました。

4.2 【「音威子府」ならでは】北海道で最も人口の少ない村

音威子府村によると、村の人口は601人、418世帯(2024年12月末の住民基本台帳)。

北海道で最も人口の少ない村です。

駅には名物の「黒い駅そば」の店がありましたが、2021年(令和3年)2月に閉店しました。

2025年には、村がその空きスペースを使うチャレンジショップの出展者を募集しました。

4.3 【「音威子府」の地価】地価公示の地点はなく、地価調査で1.1%下落

音威子府村には地価公示の地点がありません。

そこで、北海道が毎年7月1日時点で調べている地価調査を見てみます。

2025年の地価調査では、字音威子府の基準地が1平方メートルあたり1750円で、前年から1.1%の下落でした。

5. 著者のコメント

長島 迪子
3つの駅名は、どれも漢字を眺めても読み方の手がかりがなく、アイヌ語の音を知って初めて納得できました。

カレイの山、くだのような川、濁った泥川と、名前の奥には土地の風景がそのまま残っています。

同じ函館本線の長万部と倶知安で、地価の動きが正反対になっていたのは意外でした。

新幹線の駅ができるころ、この3つの町がどう変わっているのか、これからも見ていきたいと思います。

6. 【まとめ】倶知安は2ケタ上昇、長万部と音威子府は小幅な下落

3駅の近くの地点の、前年からの変化を並べました。

北海道全体の住宅地の平均変動率は、2025年のプラス1.4%から、2026年はプラス0.6%に縮んでいます。

そのなかで倶知安の住宅地は11.7%上がり、長万部の住宅地は1.5%下がりました。

※音威子府は地価公示の地点がないため、北海道地価調査(2025年7月1日時点)の基準地。それ以外は令和8年地価公示(2026年1月1日時点)。商業地は住宅地と単純に比較できません。

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本記事に記載の内容を基にLIMO編集部作成

本記事に記載の内容を基にLIMO編集部作成

今回は北海道の難読駅名「長万部(おしゃまんべ)」「倶知安(くっちゃん)」「音威子府(おといねっぷ)」を紹介しました。

アイヌ語の地名に漢字をあてた駅名は、読み方を知ると土地の姿まで見えてきます。

旅の途中で駅名標を見かけたら、その音のもとになった言葉と、町のいまの動きにも思いをめぐらせてみてください。

参考資料

長島 迪子