3. チョコレートの値上がりで家計の支出はどう変わった?2020年と同じ量なら年約1万1900円

家計調査の二人以上の世帯で、チョコレートへの1年間の支出を見ると、2020年は6806円、2024年は7163円、2025年は7150円でした。価格が35.7%上がった2025年も、支出額はほぼ前の年と同じです。

2020年に年6806円分買っていたのと同じ量を、2025年平均の価格(2020年の約1.75倍)で買うと、年約1万1900円になります。2020年より約5100円多くかかる計算です。

※試算の前提:総務省統計局「家計調査」二人以上の世帯のチョコレートの年間支出(2020年6806円)に、消費者物価指数のチョコレートの2025年平均(2020年=100で175.3)をかけた。銘柄・内容量の選び方は変わらないものとした。

チョコレートの消費者物価指数(全国・年平均)と、2020年と同じ量を買う場合の年額(試算)1/1

チョコレートの消費者物価指数(2020年=100)は2021年99.9、2022年105.2、2023年115.1、2024年129.2、2025年175.3。2020年と同じ量を2025年の価格で買うと年約1万1900円の試算

出所:総務省統計局「消費者物価指数」、総務省統計局「家計調査」をもとにLIMO編集部作成

4. 支出がほぼ同じなのはなぜ?チョコレート菓子は2020年から約38%増

2025年の支出額7150円を価格の上がり幅で割り戻すと、2020年の価格で約4100円分に当たり、2020年の6806円の約6割です。値段が上がった分、買う量や回数を控えた家庭が多かったと読むことができます。

一方で、家計調査の「チョコレート菓子」への支出は、2020年の1979円から2025年の2735円へ約38%増えました。チョコレートとチョコレート菓子は家計調査では別の品目として集計されています。

  • 【チョコレート】2020年6806円→2025年7150円(約5%増)
  • 【チョコレート菓子】2020年1979円→2025年2735円(約38%増)

※試算の前提:2025年の支出額7150円を、消費者物価指数の2025年平均(2020年=100で175.3)で割って2020年の価格に直した。家計調査と消費者物価指数は集計の対象がそろっていないため、目安として見る。