2. 40代の貯金1000万円は、負債を引くとどう見える?40〜49歳の平均は、負債が貯蓄を102万円上回る

40代は、住宅ローンなどの負債を抱えている世帯が多い年代です。家計調査によると、2025年の40〜49歳は、負債を持つ世帯の割合が67.0%と、年齢階級別で最も高くなっています。

  • 【貯蓄現在高(40〜49歳)】平均1381万円
  • 【負債現在高(40〜49歳)】平均1483万円
  • 【貯蓄から負債を引いた額】マイナス102万円(負債超過)
  • 【年間収入(40〜49歳)】平均871万円

貯蓄が負債を上回るのは、50〜59歳以降です。ただし、これは1世帯当たりの平均の数字で、一つひとつの家庭の状況を表すものではありません。

3. 40代の貯金1000万円を、65歳までに積み増すと老後資金はいくらになる?毎年100万円なら3000万円、50万円なら2000万円

45歳で貯金1000万円の世帯が、65歳までの20年間、毎年一定額を積み増した場合を試算します。毎年100万円は月に約8万3000円、毎年50万円は月に約4万2000円の積み増しです。

  • 【毎年100万円を20年】積み増し2000万円 → 65歳時点で3000万円
  • 【毎年50万円を20年】積み増し1000万円 → 65歳時点で2000万円

参考として、2025年の60〜69歳の平均は2843万円です。60〜69歳の平均は、退職金などを受け取った世帯も含む数字です。試算の3000万円や2000万円と並べて眺めることはできますが、これだけで老後資金が足りるかどうかは判断できません。

※試算の前提:45歳・貯蓄1000万円から、毎年同じ額を20年間積み増すと仮定します。利息や運用益、物価の変動、積み増しの途中での引き出しは考えません。

例)45歳・貯金1000万円から65歳までの積み増しの目安(試算)1/1

45歳・貯金1000万円から20年間積み増したときの65歳時点の残高。毎年100万円なら3000万円、50万円なら2000万円。2025年の40〜49歳の平均は1381万円、60〜69歳は2843万円

出所:総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)2025年平均」をもとにLIMO編集部作成