40代で貯金1000万円あると、老後資金として順調なのか、気になる方は多いのではないでしょうか。総務省の家計調査(2025年平均)では、二人以上の世帯の世帯主が40〜49歳の貯蓄は平均1381万円で、1000万円はそれより381万円少ない金額です。

富裕層や法人のお客さまの資産運用のご相談を受けていた経験からお伝えすると、40代の貯蓄は、同じ年代の平均と並べて位置を早めに確かめておきたいテーマです。

ここでは、40代の貯金1000万円を二人以上の世帯の年代別の平均と比べたうえで、45歳から65歳までの20年間に毎年100万円、または50万円を積み増したときの残高の目安を試算します。

※貯蓄・年収・負債の数字は、総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2025年(令和7年)平均結果-(二人以上の世帯)」(2026年5月19日公表)をもとにしています。2026年11月5日に確認しました。

※貯蓄の平均値は、貯蓄現在高が「0」の世帯を含めた平均です。中央値は、貯蓄が「0」の世帯を除いて並べた数字で、平均とは別のものです。

1. 40代の貯金1000万円は、年代別の平均と比べてどの位置?40〜49歳の平均は1381万円

家計調査によると、2025年の二人以上の世帯の貯蓄現在高は、世帯主の年齢階級別に次のとおりです。

  • 【40歳未満】平均994万円
  • 【40〜49歳】平均1381万円
  • 【50〜59歳】平均1756万円
  • 【60〜69歳】平均2843万円
  • 【70歳以上】平均2471万円

40〜49歳の平均1381万円と、貯金1000万円との差は381万円です。40〜49歳の平均は、2020年の1081万円から2025年の1381万円へ、5年間で300万円増えています。

平均は、貯蓄の大きい世帯に引っ張られる数字です。この記事では、年齢階級別の平均をもとに比べています。そのため、平均より少ないことだけで、遅れているとは言えません。