三菱UFJ銀行と三井住友銀行は2026年10月30日、11月2日から1年定期の金利を年0.500%から0.700%に引き上げると発表しました。11月9日にはゆうちょ銀行も、通常貯金の金利を年0.400%から0.500%に引き上げます。
5000万円を1年定期に預けた場合の利息は、メガバンクの年0.700%なら税引前35万円です。ドコモSMTBネット銀行の3000万円以上の金利、年1.550%なら77万5000円になります。ただし預金保険で守られるのは、1つの銀行ごとに元本1000万円とその利息までです。
この記事では、メガバンクとネット銀行の1年定期の金利、預けた額ごとの利息、預金保険で守られる範囲を確認します。記事の後半では、普通預金や3年・5年定期と比べた利息、利息にかかる税金も見ていきます。
1. メガバンク3行の1年定期は11月2日から年0.700%。1000万円以上の大口定期も同じ金利
メガバンク3行の1年定期は、11月2日以降そろって年0.700%です。預ける額が大きくなっても、金利は変わりません。
1.1 三菱UFJと三井住友は10月30日に発表、1年定期を年0.500%から0.700%へ
三菱UFJ銀行と三井住友銀行は、11月2日(月)から1年定期の店頭金利を年0.500%から0.700%に引き上げました。みずほ銀行も、11月2日現在で1年定期は年0.700%です。
1.2 300万円未満も1000万円以上も、1年定期は年0.700%
各行のホームページによると、1年定期の金利は、300万円未満のスーパー定期、300万円以上のスーパー定期、1000万円以上の大口定期のいずれも年0.700%です。普通預金は、3行とも年0.500%です。
2. 5000万円を1年定期に預けた利息は、メガバンクで35万円、ドコモSMTBなら「77万5000円」
同じ1年定期でも、預ける額が大きいほど、金利の差が利息の差として大きく表れます。預けた額ごとに試算しました。
2.1 ドコモSMTBネット銀行の1年定期は預ける額で上がり、3000万円以上は年1.550%
ドコモSMTBネット銀行の1年定期の金利は、11月5日現在で次のとおりです。
- 100万円未満:年1.300%
- 100万円以上:年1.300%
- 300万円以上:年1.350%
- 1000万円以上:年1.450%
- 3000万円以上:年1.550%
2.2 5000万円なら、税引後で33万8661円の差
例)1年定期に預けた額ごとの利息 メガバンクとドコモSMTBネット銀行(2026年11月5日現在の金利)1/1
出所:三菱UFJ銀行「円預金金利」、三井住友銀行「円預金金利」、みずほ銀行「預金金利・利率」、ドコモSMTBネット銀行「金利一覧-円定期預金」、預金保険機構「預金保険制度の概要」をもとにLIMO編集部作成
- メガバンク3行(年0.700%):税引前35万円(税引後27万8898円)
- ドコモSMTBネット銀行(年1.550%):税引前77万5000円(税引後61万7559円)
5000万円では、税引前で42万5000円、税引後で33万8661円の差になります。100万円では差が6000円でしたが、預ける額が大きいほど差が広がることがわかりますね。
※試算の前提:1年間の単利で、税金20.315%(国税15.315%・地方税5%)をそれぞれ1円未満切り捨てでLIMO編集部が計算。金利は各行のホームページに掲載の税引前の年率です。