3. 冬は光熱・水道が上がる。2人の勤労者世帯は2026年1月に月2万5524円で、8月より7875円多い
夫だけが働く夫婦2人世帯の光熱・水道は、2025年平均で月2万2580円です。年平均の数字なので、暖房を使う冬は、これより高くなります。
3.1 1月と8月を比べると、ガス代と灯油などで差が大きい
家計調査の「世帯人員別」の表で、2人の勤労者世帯の光熱・水道を2026年1月と8月で比べました。
- 光熱・水道:1月2万5524円、8月1万7649円
- 電気代:1月1万2474円、8月1万338円
- ガス代:1月6267円、8月3055円
- 他の光熱(灯油など):1月2693円、8月307円
- 上下水道料:1月4089円、8月3949円
ガス代は1月が8月の約2倍で、灯油などの「他の光熱」は1月に2693円、8月は307円です。冬は、暖房と給湯にかかる分が光熱・水道を押し上げていることがわかります。
3.2 2025年1月も月2万6164円で、冬の高さは同じ
前の年の2025年1月も、2人の勤労者世帯の光熱・水道は月2万6164円でした。1月の光熱・水道が2万5000円を超えるのは、2年続けて同じです。
月30万円で生活費をやりくりしている家庭では、冬の数カ月は光熱・水道の分だけ予算に余裕を見ておくと、ほかの費目を削らずに済みます。
4. 食料8万8241円で多いのは外食1万5631円と調理食品1万2561円。共働き世帯より外食は2858円少ない
消費支出のうち最も大きい食料を、品目の分類ごとに分けて見ます。数字は、夫だけが働く夫婦2人世帯の2025年平均の月額です。
4.1 食料の内訳は外食、調理食品、野菜・海藻の順に多い
- 外食:1万5631円
- 調理食品:1万2561円
- 野菜・海藻:9930円
- 穀類:7396円(うち米2865円)
- 肉類:7266円
- 菓子類:7006円
- 魚介類:6101円
- 飲料:5839円
- 酒類:4418円
- 乳卵類:4332円
- 油脂・調味料:4050円
- 果物:3711円
外食と、弁当や総菜などの調理食品を合わせると月2万8192円で、食料の約3割を占めます。自宅で作る食事の材料よりも、外で食べたり買ってきたりする食事にお金が多く回っていることがわかります。
4.2 共働きの夫婦2人世帯は外食が月1万8489円
共働きの夫婦2人世帯の食料は月8万4517円で、夫だけが働く世帯より少ない一方、外食は月1万8489円と2858円多くなっています。調理食品は月1万2593円で、ほぼ同じ額です。
夫婦2人で外食を多く使う家庭では、外食の平均額の1万5631円や1万8489円と比べると、生活費が高くなっている理由をつかみやすくなります。