総務省「家計調査」の2025年平均によると、夫だけが働く夫婦2人の勤労者世帯の消費支出は月33万8817円です。夫婦2人で月30万円の生活費なら、この平均より3万8817円少ない額です。

これからの季節は光熱費がかさみます。2人の勤労者世帯の光熱・水道は2026年1月に月2万5524円で、8月の1万7649円より7875円多くなっていました。

この記事では、夫婦2人世帯の生活費の平均と内訳、冬に上がる光熱・水道の額を確認します。記事の後半では、食費や車の費用、旅行費などの細かい内訳、夫だけが働く夫婦2人世帯の収入と税金、貯蓄に回っている額も見ていきます。

1. 夫だけが働く夫婦2人世帯の生活費は月33万8817円。共働きの夫婦2人世帯との差は1176円

家計調査の「妻の就業状態,世帯類型別」の表には、夫婦のみの世帯の結果が、夫だけが働く世帯と共働きの世帯に分けて載っています。どちらも、世帯主が会社などに勤める勤労者世帯の数字です。

1.1 夫だけが働く夫婦2人世帯は月33万8817円、世帯主の平均年齢は62.5歳

夫だけが働く夫婦のみの世帯の消費支出は、2025年平均で月33万8817円です。世帯主の平均年齢は62.5歳で、持家率は86.3%です。

  • 消費支出:月33万8817円
  • 世帯主の平均年齢:62.5歳
  • 持家率:86.3%
  • 65歳以上の人数:平均0.83人

世帯主の平均年齢が60歳を超えており、定年後も働き続ける夫と妻の2人暮らしが多く含まれていることがわかりますね。

1.2 共働きの夫婦2人世帯は月33万9993円

夫婦がともに働く夫婦のみの世帯の消費支出は、月33万9993円です。夫だけが働く世帯との差は1176円で、世帯主の平均年齢は55.1歳です。

2. 内訳で多いのは食料の月8万8241円。外食は1万5631円、家事サービスは707円

夫だけが働く夫婦2人世帯の消費支出を、10の費目に分けて見ると次のとおりです。

例)夫だけが働く夫婦2人世帯(勤労者世帯)の1か月の消費支出と内訳(2025年平均)1/1

夫だけが働く夫婦2人世帯の消費支出は月33万8817円。食料8万8241円、その他の消費支出6万9519円、交通・通信5万7470円、教養娯楽3万8336円、光熱・水道2万2580円、住居2万2259円、保健医療1万7267円、家具・家事用品1万3725円、被服及び履物9420円、教育0円。共働きの夫婦2人世帯は33万9993円

出所:総務省「家計調査 家計収支編 2025年 第3-11表 妻の就業状態,世帯類型別」、同「2026年1月 第3-1表 世帯人員別」、同「2026年8月 第3-1表 世帯人員別」をもとにLIMO編集部作成

2.1 食料、交通・通信、教養娯楽の3つで月18万円を超える

  • 食料:8万8241円
  • その他の消費支出:6万9519円
  • 交通・通信:5万7470円
  • 教養娯楽:3万8336円
  • 光熱・水道:2万2580円
  • 住居:2万2259円
  • 保健医療:1万7267円
  • 家具・家事用品:1万3725円
  • 被服及び履物:9420円
  • 教育:0円

食料、交通・通信、教養娯楽の3つを合わせると、月18万4047円になります。持家率が高いため、住居は2万2259円にとどまっています。

2.2 外食は月1万5631円、家事サービスは707円

食料のうち外食は月1万5631円です。家事代行などの「家事サービス」は、家具・家事用品のうち月707円でした。外食や家事代行をよく使う家庭では、これらの費目が平均より大きくなります。

※家計調査は表章単位未満を四捨五入しているため、内訳の合計が総数と一致しない場合があります。