3. お札の交換で戻る額は面積の割合ごとにいくら?1万円券12枚・千円券5枚を3つの区分に分けた例では、12万5000円のうち約8.3万円

お札の交換で戻る額を、日本銀行の引換基準に当てはめて試算します。仮に、1万円券12枚と千円券5枚がまとめて見つかり、紙片を合わせた面積が次のように分かれていたとします。

  • 【1万円券・面積3分の2以上(6枚)】6万円
  • 【1万円券・面積5分の2以上3分の2未満(4枚)】2万円(1枚5000円)
  • 【1万円券・面積5分の2未満(2枚)】0円
  • 【千円券・面積3分の2以上(2枚)】2000円
  • 【千円券・面積5分の2以上3分の2未満(2枚)】1000円(1枚500円)
  • 【千円券・面積5分の2未満(1枚)】0円

合計すると、額面12万5000円のうち戻るのは約8.3万円、戻らないのは約4.2万円です。半額になる券は、5000円券なら2500円、2000円券なら1000円です。

※試算の前提:枚数と、どの区分に入るかは仮に置いたものです。実際の判定は、日本銀行が1枚ずつ残っている面積を確かめて行います。

傷んだお札の交換で戻る額(面積の割合ごとの試算)1/1

日本銀行の引換基準では、面積3分の2以上は全額、5分の2以上3分の2未満は半額、5分の2未満は失効。1万円券12枚・千円券5枚の試算では、額面12万5000円のうち約8.3万円が戻る。2つに破れた1万円券は、紙片55%と15%を合わせて持ち込めば70%で1万円、55%の紙片だけなら5000円

出所:日本銀行「損傷銀行券の引換基準」をもとにLIMO編集部作成

4. お札の交換はどこに持ち込む?日本銀行の本店・支店で受け付け、銀行券・貨幣合わせて20枚以下なら予約は引換受付サイトから

持ち込み先は日本銀行の本店とすべての支店で、手数料はかかりません。受付は日本銀行の営業日(土日祝日と12月31日〜1月3日を除く)の9時〜15時で、郵送では受け付けていません。

  • 【予約】銀行券・貨幣合わせて20枚以下は「引換受付サイト」から、20枚を超える場合は来店する本支店に連絡(サイトでは翌月分の予約を毎月21日〈土日祝日の場合は翌営業日〉の10時から受け付け、サイトからの予約は各月1回まで)
  • 【窓口で】「引換依頼書」を出し、損傷に至った経緯や欠けた部分の行方などを聞かれる。番号札は代り金を受け取るときに必要
  • 【そのほか金融機関】日本銀行大阪支店の案内では、市中金融機関(銀行、信用金庫など)が日本銀行に取り次ぐ場合もある