3. お布施を包む法要はどこまで営む?家族の一周忌を「少なくとも実施しておくべき」は48.5%、三回忌は38.4%(全日本仏教会・大和証券の2022年度調査)

全日本仏教会・大和証券「仏教に関する実態把握調査(2022年度)」では、家族の法要について「少なくとも実施しておくべき」と思うものをすべて選んでもらっています(複数回答、全国の20〜79歳6184人)。

  • 【四十九日】49.3%
  • 【一周忌】48.5%
  • 【三回忌】38.4%
  • 【七回忌】28.5%
  • 【十三回忌以上】20.3%
  • 【必要ない】23.3%

通夜は60.2%、葬儀は69.7%、初七日は44.2%でした。四十九日と一周忌はほぼ同じ割合で、三回忌から下がっていきます。

菩提寺がある60代以上(1382人)に限ると、四十九日は59.9%、一周忌は62.4%、三回忌は50.6%、七回忌は38.8%で、どれも全体より高くなっています。

家族の法要で「少なくとも実施しておくべき」と思うもの(2022年度・全国の20〜79歳)1/1

家族の法要で少なくとも実施しておくべきと思うものの割合。全体6184人では四十九日49.3%、一周忌48.5%、三回忌38.4%、七回忌28.5%、十三回忌以上20.3%、必要ない23.3%。菩提寺がある60代以上1382人では四十九日59.9%、一周忌62.4%、三回忌50.6%、七回忌38.8%、十三回忌以上28.9%、必要ない11.7%

出所:全日本仏教会・大和証券「仏教に関する実態把握調査(2022年度)報告書」をもとにLIMO編集部作成

4. 初盆・一周忌・三回忌はいつ?令和8年に亡くなった場合、一周忌は令和9年、三回忌は令和10年(曹洞宗の年回表で計算した例)

年忌法要の数え方は、宗派やお寺によって違うことがあります。ここでは例として、曹洞宗の公式サイトの「忌日表(中陰表)・年回表」をもとに計算します。仮に令和8年(2026年)1月15日に亡くなった場合で計算すると、次のとおりです。

  • 【四十九日(七七日)】2026年3月4日
  • 【百箇日】2026年4月24日
  • 【一周忌】2027年1月15日
  • 【三回忌】2028年1月15日

一周忌は亡くなった翌年、三回忌はその次の年です。亡くなってから初めて迎えるお盆は、初盆や新盆と呼ばれます。曹洞宗の「年中行事」によると、お盆は一般に7月15日か、月遅れの8月15日、旧暦の7月15日のいずれかに行われます。

この例では、2026年の夏が初盆にあたり、三回忌までの約2年の間に、四十九日・初盆・一周忌・三回忌の4回の法要が続きます。お彼岸(3月・9月)の法要や、所によって営む百箇日が加わることもあります。

ただし、営む法要や数え方は、宗派や地域、お寺によって違うことがあります。年回表には、所によって施行する回忌法要もあるとの注記が付いています。